【連結会計も】簿記2級ネット試験の難易度は筆記より簡単?合格者の勉強方法と感想

2021年2月に簿記2級ネット試験に合格した筆者が筆記試験との違い、オススメの勉強法、当日の流れをご紹介します

追記:2021年6月より、筆記試験も90分に変更になりました(公式HP
このため、筆記試験の難易度もネット試験同様低下すると思われます

追記:2021年6月の第158回筆記試験にて、計算用紙が切り離せない仕様になりました(公式HP

結論
  • 2021年6月より、筆記試験も90分になるためネット試験と難易度は同じになる予想
  • 今後、合格率の調整などで難易度が上がるかも
  • 出題は広く浅く基礎中心
  • CBT方式に慣れておく
  • 独学180時間、数百円の中古テキスト1冊で合格できる
目次

筆記試験とネット試験の違い

追記:2021年6月より、筆記試験も90分に変更になりました(公式HP
このため、筆記試験の難易度もネット試験同様低下すると思われます
筆記試験の情報は随時更新します

筆記試験との違い

  • 時間は90分(2021年6月から筆記も90分に)
  • 問題数は筆記の半分程度
  • 応用より基礎重視なので難易度は低め
  • ランダム出題

大きな違いはこの3点です

大問1~3は商業簿記、大問4・5は工業簿記
これは筆記試験と同じです

試験時間が筆記の120分→90分に短縮
時間短縮にあわせ、問題数も減らさざるを得ない
でも出題範囲は狭められない

必然的に応用問題より、範囲を網羅した基礎問題が多くなる
少ない問題数で要点はきっちり押さえている
広く浅く基礎重視といった印象

時間は90分ですが、問題数が少ないので見直しの時間は十分とれます
私は第2問の連結会計が数分間表示されない不具合がありましたが、28分余りました

規約のため試験内容は記載できませんが、本試験で出題された連結会計も基本を押さえておけば解ける問題でした

連結会計基本の3セット

  • 開始仕訳(前回の連結修正仕訳の繰り返し)
  • 資本連結(のれん償却・子会社の当期純利益の振替・配当金)
  • 成果連結(未実現利益の消去・債権債務の相殺・アップストリーム)

を理解していれば十分

引用:パブロフ簿記・資格の学校TAC

上記の写真を見ても、問題数が筆記の半分ほどしかないことが分かります

ネット試験の予想問題はこちらをご覧ください
実際のネット試験と難易度も問題量もかなり近いため、イメージが掴めます

▼関連記事:簿記2級予想問題まとめ・勉強法

第153回の連結会計のような「適切な科目に振替」や「親会社から仕入れた部品は何パーセント」などの応用はほぼ出ないと思われます

さらに債権債務消去に関しては、筆記試験では
【売上/売上原価】
【売掛金/買掛金】
【貸付金/借入金】
【未収利息/未払利息】
と相殺すべき科目が多数ありますが、ネット試験では1科目のみでした

以上のことから、おそらくネット試験で求められるのは
基礎の理解度

筆記試験との違い最後の一点、ランダム出題
筆記試験だと、各スクールが毎回出題予想を出してくれています
ネット試験は完全ランダムなので、ヤマを張ることは推奨しません

合格への近道は

  • 的を絞って過去問や応用問題を多く解く
  • 出題範囲全体の基礎をしっかり理解

ネット試験のメリット・デメリット

メリット

  • 好きなタイミングで受けられる
  • 不合格でも、すぐに再受験が可能
  • 勘定科目がプルダウンの選択式なので候補が絞られる

デメリット

  • 問題用紙に書き込めない
  • パソコン画面・手元・キーボード、視線の移動が多い

合格のためにCBT方式に慣れておきましょう

メリット

好きなタイミングで受けられる

筆記試験は年3回、2・6・11月なので、勉強の計画が立てづらい

簿記に興味あり

簿記受けようと思ったけど、試験の受付期間終わってるのか~

簿記受験者

計画的に3か月前から勉強はじめたけど、簿記難しくて試験日までに終わらなさそう…

実際、申し込みしても本試験を受けない人は毎回2割ほどいるんです
おそらく勉強中に諦めてしまう人がいるんでしょうね

出典:商工会議所

その点、ネット試験は試験日間際でも予約可能
合格の自信がついてからの予約でOK!!

このメリットはとても大きいです

不合格でも、すぐに再受験が可能

筆記試験だと、次の試験まで4か月も待たなきゃいけない
それじゃせっかく勉強した知識も忘れるし、モチベーションを保てない

その点ネット試験は、その場で合否が分かり最短3日後の受験が可能

勘定科目がプルダウンの選択式なので候補が絞られる

筆記試験の仕訳問題は、勘定科目を約30個の中から探さなきゃいけない
これが結構手間がかかる

ネット試験はプルダウン式で6つの中から選ぶので格段に解きやすかったです

★試験のコツ
次の解答欄に移るときはTabキーで!
マウスで操作するのは時間のロスです

デメリット

問題用紙に書き込めない

ネット試験は、問題用紙に直接書き込めないことを考慮して、数値が簡単だったり問題の難易度を下げることで対処しています
とはいえ、問題用紙に書き込めないデメリットは大きい
特に私のような、問題文の近くにメモをしてひとつずつ整理していくタイプにはツラかった

これから受験する人は

  • 試験場で渡されるのはペンと白紙のメモだけ
  • 問題用紙に書き込むことはできない

この二点を再現し、試験の練習をしましょう

パソコン画面・手元・キーボード、視線の移動が多い

ネット試験は試験時間が90分と短いので、解くスピードが重要になります
しかし筆記試験と違い、【パソコン画面⇔手元のメモ用紙⇔キーボード】と視線の移動が多い

簿記試験は、素早く論理的に解法を組み立てる能力が必要ですが、こうも視線の移動が多いとそれが大変
パソコン操作に慣れてない人はなおさら緊張するでしょう

ネット試験合格のカギは、CBT形式にどれだけ慣れておくか

簿記2級の効果的な勉強法

ネット試験で求められるのは基礎の理解度
応用問題や過去問より、地道に基礎を理解する

私が合格した勉強法はYoutubeと900円の中古テキストのみ!
独学180時間で合格した勉強法はこちらをご覧ください

▼関連記事:【予想問題まとめ】簿記2級に独学で合格した方法

試験当日の流れと注意点

ネット試験はシステムの不具合が報告されています
・正解を入力しても0点になる
・問題が表示されない

合格を確実にするために、事前に対処法をきちんと確認しましょう

▼関連記事:簿記ネット試験の注意点と当日の流れを詳しく解説

追記:2021年6月の第158回筆記試験から、計算用紙が切り離せない仕様になりました(公式HP

事前に公式HPから告知があったとはいえ、使いづらい仕様になりました
やはり難易度低く、いつでも受験できるネット試験がおすすめ

まとめ

結論
  • 2021年6月より、筆記試験も90分になるためネット試験と難易度は同じになる予想
  • 今後、合格率の調整などで難易度が上がるかも
  • 出題は広く浅く基礎中心
  • CBT方式に慣れておく
  • 独学180時間、数百円の中古テキスト1冊で合格できる

簿記と同じく社会人に必須と言われる資格【MOS:Microsoft Office Specialist】はご存じでしょうか
ExcelやWordなど、Microsoft製品の認定資格です

就職に役立つ資格ランキングでも、簿記に次いで3位です
確かに、事務職や経理・財務の求人を見ると「Word、Excelのスキル必須」と書かれていることが多いです

簿記に無事合格して、次に何を勉強しようか迷っている方はこちらに挑戦してみてください

▼関連記事:Excel初心者が1ヶ月でMOS Expertに合格した方法

あなたの健闘を祈っております
合格の報告お待ちしています!

最後に、合格すると合格証明書がデータでもらえます

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